公開日:2026年10月09日
更新日:2026年10月28日

「学校の視力検査ではA判定で問題なかったのに、子どもが『見えにくい』と言う」
「視力は1.0あるのに、夕方になるとぼやける」
「遠くは見えるけれど、本を読んでいるとすぐ疲れる」
このような経験はありませんか?
一般的に
「目がいい・悪い」を判断するとき
まず思い浮かぶのが視力です
しかし
実は私たちが「見る」という働きは
視力だけで決まるものではありません
視力検査で測っているのは「視力」の一部分
視力検査では
一定の条件のもとで
どのくらい小さなものを見分けられるかを確認します
一方、日常生活では
など
さまざまな「見る力」が必要になります

つまり
「視力が良い=いつでも快適に見える」
とは限りません

こうした場合
単純に「視力が良いから問題ない」
と片付けるのではなく
どんな場面で見えにくくなるのかを知ることが大切です
ここでは原因を一つに決めつけないことが重要です
近くを長時間見続けると
目のピント調節に負担がかかります
そのため
近くを見る → 遠くを見る
という切り替えがスムーズにできず
遠くがぼやけて感じることがあります
スマートフォン、タブレット、ゲーム、読書など
近くを見る時間が長くなると
目に負担がかかります
「見えるけれど、見ること自体が疲れる」
という状態になることもあります
画面を集中して見ていると
まばたきが減ることがあります
目の表面が乾燥すると、ぼやける・かすむ・疲れる
など
「見えにくさ」につながることがあります
私たちは
左右の目から入った情報を
脳で一つにまとめて見ています
そのため
単純な「片目ずつの視力」だけでは
日常生活での見え方をすべて説明できない場合があります
視力検査の数字は、とても大切な情報です
しかし
視力=目の状態のすべて
ではありません
例えば
「1.0見えているから大丈夫」だけではなく
「いつ見えにくいのか?」
「何を見たときに疲れるのか?」
「遠く・近くで違いはあるのか?」
「左右の目で違いはないか?」
という視点も大切です
特に子どもの場合は
「見えにくい」と自分から説明できないこともあります
保護者が気づきたいサインは?
ただし
これらがあれば必ず特定の原因がある
という意味ではありません
大切なのは「数字」だけを見ることではありません
例えば
視力1.0
↓
でも夕方になるとぼやける
という人と
視力1.0
↓
一日中快適に見えている
人では
「見え方」に違いがあります
だからこそ、「視力はいくつ?」だけでなく
「どのように見えている?」という視点が大切です
視力が良くても「見えにくい」は起こります
「視力の数字」だけではなく、「実際の見え方」に目を向けてみましょう
アイメディケア西宮では
単に視力の数字だけを見るのではなく
「いつ・どのような場面で見えにくいのか」という点も大切にしています